
志度線の風景
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各写真とも、450×650ピクセル(約5〜60kb)ございます。
冬の澄んだ空気が描き出す、スカイブルーとネイビーブルーの深い青。その青い空間を切り裂くように、白い電車が姿を見せた。
撮影場所 塩屋〜房前 間
志度線屈指の撮影地であった塩屋〜房前間。今では高い防波壁がその風景を過去のものにしてしまった。そして時は流れ、旧型車の楽園は、真新しい電車が天下を取るようになってしまった。
撮影場所 塩屋〜房前 間
志度線に唯一残る20形。その前身は大鉄のデロ20形にまで遡る。その古豪も、いまではすっかり琴電の電車になっている。青空の下、姿を見せた20形は海を見ながら駆け抜けていった。
撮影場所 塩屋〜房前 間
民家の裏を縫うように線路が曳かれたこの区間、まさに路地裏を電車が走るかのような感じである。同じ新型車でも、丸妻と切妻とでは、こうも表情が違うものなのかと感じた。
撮影場所 塩屋〜房前 間
24mm目一杯の画角を利用して青空と青い海を切り取ってみた。冬の潮風を一杯に浴びながら、元地下鉄だったこの車両はどんな気持ちで駈けているのだろう。
撮影場所 塩屋〜房前 間
いかにも戦前の車両と言うべき表情を見せた20形。無骨な表情は、また近年ではお目にかかれない顔である。青いシャドーに染め上げられた前面が、更にその強者振りを助長させる。
撮影場所 塩屋〜房前 間
琴電志度駅に滑り込む20形。志度駅の線路端のフェンス越しに300mmでシュートしてみた。
撮影場所 琴電志度 駅
ターミナルと言うには余りにも小さな終着駅である琴電志度駅。必要最低限でまとめられた駅には、やはり古豪の姿が良く似合う。
撮影場所 琴電志度 駅
瓦町行きとなって、発車の時間を待つ20形。やや低い正午の日差しを浴びて、、モーターの音を狭い駅に響かせる。
撮影場所 琴電志度 駅
年季の入った志度駅の駅舎を守るのは、これもまた年季の入った助役さん。その先で乗客を待つ車両もまた古豪の顔。刻み続けた年輪の太さを感じさせられた。
撮影場所 琴電志度 駅
殆ど車の姿も見かけない裏道に沿って線路が延びているこの区間。田舎の裏道、と言った風情の中を駆け抜けて行った白い新車。
撮影場所 六万寺〜大町 間
その勢力を急速に縮小していった30形。志度線にわずかに残された30形は、今なお現役を貫いて活躍している。
撮影場所 六万寺〜大町 間
冬の低い光道は、午後になってもまだやさしく輝いていた。トップライトと言うには低すぎる日差しの中、坦々と白い電車は瓦町を目指して行った。
撮影場所 六万寺〜大町 間
本来、朝のラッシュ時に運転される20形であるが、この日は特別運行と言うことで、定期運用を差し替えて20形が運用に入っていた。その臨時差し替え運用もこの電車が最後。と言うことで、明日からは再び今橋車庫で昼寝の毎日が始まる。
撮影場所 六万寺〜大町 間
20形が無骨と言うなら、この30形は優雅とでも言おうか。車体限界一杯に広がられた窓がその優雅さをかもし出していると思うのだが、その表情にやわらかく差す夕陽の色が、更に柔和なものにしている。
撮影場所 六万寺〜大町 間