さよなら八百津線・特急『北アルプス』

このページでは、谷汲・揖斐線(黒野〜本揖斐間)と同時に廃止された、
名鉄八百津線・特急『北アルプス』号 の写真を紹介いたします。

右の写真をクリックしていただくと大きな画像になります。
但し、各写真とも約400
×600ピクセル(60kb前後)ほどございますのでご了承ください。


1/500 f5.6  「いもむし」快走!

 名鉄岐阜県内不採算4路線の最後には、各線とも臨時列車や愛称名付きの列車が運転されました。そのうちの一つである八百津線には、『蘇水湖』号が運転され、広見線新可児〜明智間は「いもむし」こと3400系が登板。たった3駅間ながら、健在振りをアピールしてくれた。

撮影場所  広見線 学校前駅〜明智駅間
撮影日   2001年9月24日 日曜日

 


1/750 f5.6  蘇水湖号、明智へ向けて

 僅かな運転区間、ロケーションの悪さから、撮影場所に困らされた3400系による『蘇水湖』号。その中にあって、唯一ともいえる同区間には、数多くの鉄道ファンが詰め掛けた。終点明智を目前にして、猛然と駆け抜けて行った「いもむし」。この車両もまた、9月30日を最後に定期運用を離脱した。

撮影場所  広見線 学校前駅〜明智駅間
撮影日   2001年9月24日 日曜日

 


1/750sec f6.3  ダム湖に姿を映して

 名鉄−JR連絡特急として著名な、特急『北アルプス』号。この列車も名鉄10月改正で運転を終了した一つである。JR高山線内は、JR特急『ひだ』と併結し、高山を目指す。その姿は高山線内にあって、ひときわ目立つ存在であったが、残念ながら、不採算列車に位置付けられ、キハ8500形は引退した。
 最終日を間近に控えた9月には、通常3連では捌ききれない乗客で溢れ、4連に増結される事もしばしばあった。

 

1/750 f6.3

撮影場所  東海旅客鉄道高山本線 焼石駅〜下呂駅間
撮影日   2001年9月24日 日曜日


1/250 f5.6  夕暮れに構える

 夕方の八百津駅にやって来た。既に時刻は16時頃ではあったが、駅構内はお名残乗車の人波でごった返している。駅舎の脇にひっそりと取り付けられた「さよなら」の看板が、廃止が目前に迫った事を感じさせる。

撮影場所  八百津線 八百津駅
撮影日   2001年9月24日 日曜日


1/125 f2.8  喧騒の片隅で

 駅構内、駅舎内は鉄道ファンや地元の人々で溢れかえっており、不採算ローカル線のはずの印象は全く感じられない状態であった。それでも、そんな喧騒の片隅で、いつものように友達同士集まって、たわいも無い話をしている中学生。その風景が普段の八百津線なんでしょうね。

撮影場所  八百津線 八百津駅
撮影日   2001年9月24日 日曜日


1/750 f5.6  青空の下、キハが駈ける

 八百津線の主役はこのキハ30形。たった1両で明智〜八百津を行ったり来たり。
 快晴の空の下、夕陽色に染まった太陽の日差しを浴びて、今までにもない満員の乗客を乗せてやって来た。

撮影場所  八百津線 中野駅〜八百津駅間
撮影日   2001年9月24日 日曜日


1/750 f5.6  雑木林の脇を

 殆どの区間、町並みの中を走り抜ける八百津線であるが、八百津駅を出て暫らくは田園風景を走る。それでも、田畑の中に残る雑木林が、単調な光景に変化を与えてくれた。
 正面の窓から見える少女の顔が、やけに眩しそうに見えた。

撮影場所  八百津線 中野駅〜八百津駅間
撮影日   2001年9月24日 日曜日


1/750 f4  八百津に向けて

 日中30分間隔で運転される八百津線。全線1閉塞、片道12〜3分かかる同区間では、まさに1つの車両が行ったり来たりとピストン輸送。混雑もピークに達し、遅れが出始めると、その遅れを取り戻すのは難しいようでした。

撮影場所  八百津線 中野駅〜八百津駅間
撮影日   2001年9月24日 日曜日


1/1000 f4  架線柱をかすめて

 かつては電化区間だった八百津線。その当時はパノラマカーも乗り入れる支線であった。しかし、採算が取れなくなり、徐々に合理化が進められてくると、今度は架線も取り外され、ディーゼルカーによる運行になってしまった。
 八百津線の栄枯盛衰を見て来た架線柱と共に、八百津線は永遠に戻れない道を辿っていった。

撮影場所  八百津線 中野駅〜八百津駅間
撮影日   2001年9月24日 日曜日


1/1000 f4  夕陽浴びて

 単行のキハをオレンジ色に染め上げる夕陽。日没も近くなってきたようだ。
 「さよなら八百津線」の方向板をつけて、今日もキハは八百津路を駆け抜ける。

撮影場所  八百津線 中野駅〜八百津駅間
撮影日   2001年9月24日 日曜日


1/500 f4  シルエット=イエロー

 夕陽に向かって去って行くキハ30形。まばゆいばかりの夕陽が、空をオレンジ色に染めている。そして、シルエットに浮かび上がるキハ30形。そこに点々と浮かんだ真っ赤なテールライト・・・。
 これを最後に、八百津線紀行は幕を閉じた。

撮影場所  八百津線 中野駅〜八百津駅間
撮影日   2001年9月24日 日曜日



  おまけ

 八百津駅に行ったのはこの日が初めてではなく、実はその前に行った事がありました。
ただ、このときは夜も遅く、写真を撮りに行ったと言うより、正に「行っただけ」という状態でした。

 それでも、一応、せっかく来たのだから、駅の中に入ってみようということになって、デジタルカメラを片手に、駅舎の中に入ってみました。
 ただ、駅構内は全くの無人で、人気を全く感じませんでした。

 

 と、言う事もあって、駅舎や駅構内の写真をデジカメでパシャパシャと、全く適当に撮影していました。
 駅舎はローカル線にしては立派なつくりで、本当になくなる路線なのだろうか、とも思ったものです。そして、当然のことながら、駅名板も真新しいタイプのものになっています。そう言えば「蘇水湖」って、八百津駅からバスに乗ってゆかないといけないようです。

 駅そのものは1面1線の終端駅。白く塗られた壁と屋根が、闇に浮かぶ。つい数分前に明智へ向かってキハが発車していったので、本当に駅構内には人の気配が感じられない。
 しかし、写真を撮っていたところ、数分後に、ジョギングをしていた男性が駅に入ってゆき、そのままどこかへ走り去っていった。

 実は、八百津線に行くのは、これで最初で最後にしようと考えていた。

・・・しかし、このときに見つけた「八百津線各駅までの硬券セット」の文字に誘われて、再度訪問を誓ってしまいました。
 結局、写真はとっていないけれども、竹鼻線大須駅にも、深夜に行っており、結果として、廃止4路線、特急『北アルプス』、3400系「いもむし」と一通り見て回れたわけです。

撮影場所  八百津線 八百津駅
撮影日   2001年9月1日 土曜日(5枚とも)

 



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